フリーステート州での活動

フリーステート州での活動

かつてのオレンジ自由共和国で現在司法の首都であるブルームフォンテンを中心とする南アフリカ中央部に位置しています。まさに南アフリカのど真ん中です。州教育省直轄運営で、各教育区のERC(Education Resource Centre)に運行拠点にして学校巡回活動をしています。全5教育区のERCに1台ずつ図書館車両の配備に向けた運行管理体制を目指しています。

 

 

フリーステート州は、オランダ人入植の頃より、常に数多くの南アフリカの歴史で、特に州都ブルームフォンテンはいつも歴史上のターニングポイント発端となった都市でした。イギリス人が入植してからは、オランダ系移民はこの地に国家を建設しました。アパルトヘイト政策を打ち出したのもこの地から、そして反アパルトヘイト運動もこの地から全土に広がりました。

 

新生民主国家となってからは、最高裁判所を設置し、大統領官邸(ユニオンビル)のあるプレトリア、国会議事堂があるケープタウンと共に、首都機能の1つの都市として重要な位置づけとなっています。

 

標高も1,000m以上の地域が殆どで一面乾燥した広大な土地が続き、他の州と比較しても、決して産業面では恵まれた地域ではありません。しかし、州教育庁は、国内でも最も力を入れて移動図書館車活動を運行しています。その結果として、ソニーグループが英語書籍寄贈活動の対象地域に選ばれ、現場担当者も運営管理者も一体となって識字教育の改善に努めています。

 

《運営団体》

Free State Department of Education

http://www.fsdoe.fs.gov.za/

 

《09年度州内での稼動状況》

 

  • 移動図書館車寄贈台数・・・4

 

《現地での活動写真》

 

 

 

Kronnstad Bus.JPG

1.名寄市が寄贈したバスが早速活躍しています。

 

 


Kroonstad bus.JPG
 

2.同じ名寄市寄贈のバスです。フリーステート州のバスは自然をイメージした素晴らしいデザインに塗り替えられました。

 

 

《SAPESIが寄贈した自治体一覧》