日本での図書館車活動とは?図書館車とは?
日本での図書館車活動とは?図書館車とは?
日本での図書館車活動は、公立の図書館が運営しており、各地区のコミュニティーセンターや、学校の前、又は図書館から離れた僻地の地区や山間部など、老若男女に関係なく、多くの地域住民に親しまれています。
現在約550台の移動図書館車が日本全国で稼動しています。
最近は老人ホームにも訪問しています。
《日本の移動図書館車の特徴》
・車内外に備付積みの本棚があり、2,500から3,500冊の本を搭載しています。
・2から4トントラックの車台がベース。各車両のシャシーをベースに車体メーカーが内外装を骨組みから組み立てて、最終的にオリジナル塗装で装飾して、図書館車は出来上がります。
・実務上、車両の所有は各地方自治体が管理しているので、ある一定年数(例えば、12から16年、走行距離2万から6万キロ)で車両を更新することが多いです。
《共通項が多い、南アフリカの自動車事情》
・日本とほぼ交通ルールが同じであること。例えば、右ハンドルで左側通行。スピードはkm表示です。
・車が主たる交通手段で、道路網も充分完備されています。全国を網羅する高速道路網や幹線道路はほぼ舗装済です。
・乗用車も15から?20万キロ走破してから乗り替える人が多いので、2から?6万キロで更新する図書館車は「新車」みたいなもの!
・自動車製造業も発達。(ベンツ、BMWの右ハンドル車の製造拠点)また、日系企業も製造拠点として進出しているので、整備や修理も柔軟に対応できます。
《なぜ南アフリカに移動図書館車が寄贈できるのか》
・自動車製造業が盛んな南アフリカなので、自動車に関しては保護貿易主義を行っています。その為、中古車は原則輸入禁止しています。しかし、2009年4月、南ア通産省が、南ア教育省の働きかけもあり、私たちの活動趣旨を受け入れてもらい、中古図書館車100台の特別輸入枠を設定しました。その為、特例扱いで、中古の移動図書館車を南アフリカに寄贈することが実現できます。
ITAC 100 MLs Import Permit.pdf