《ご報告》和歌山県田辺市を訪れました。
《ご報告》和歌山県田辺市を訪れました。
11月12日
秋が深まる中でも温暖な紀州、和歌山県田辺市を訪れました。
上の写真は、和歌山県立田辺高校の正面玄関
今年12台の移動図書館車を送りますが、その内の1台「かもしか号」は和歌山県田辺市。かもしか号は現在、ムプマランガ州寄贈に向けて準備していますが、その御礼に田辺市立図書館を表敬しました。
また、同市にある県立田辺高校より、学校行事「人権週間」の一環で、南アフリカのアパルトヘイトと今日についてのテーマが取り上げられ、その資料や情報の提供を行っており、その展示に学校を訪れました。
今回のパネル展示では、宮地奈緒先生を中心に、こちらで提供した資料をベースに更にアレンジされ、生徒の皆様が興味を引き立たせる展示でした。宮地先生、そして濱野公二校長先生と表敬し、様々な情報交換が出来ました。改めまして、御礼申し上げます。
田辺高校訪問後は、田辺市立図書館を表敬。現在、田辺市立図書館は改築中で、ご担当の皆様は多忙な中にも関わらず、親切にご対応頂きました。現在の田辺市での移動図書館事業のこと、「かもしか号」への思い、南アフリカに関することなど、色々と情報交換が出来ました。
田辺市は熊野古道の玄関口でもあり、武蔵坊弁慶のふるさと。弁慶の兵の跡が残っています。
実は今回の田辺高校からの資料提供の依頼と、田辺市からの移動図書館車寄贈は、全くの偶然!田辺市立図書館にこの旨を伝えると、図書館の方も驚きの様子。
世界自然遺産の熊野古道での奇跡かもしれません。
この偶然がきっかけで、私も何か縁があるのではと思い、急遽、田辺市を訪れた次第。
様々な人と音が雑多している東京とは異なり、自然が満喫の温暖な街。同じ日本とは思えない、
ゆったりとした時間の流れと、温かい人と人との繋がりを感じた訪問でした。
今後も田辺市と南アフリカのムプマランガ州の繋がりの一役を担えるよう頑張らねばという思い一杯です。