外務省「リサイクル輸送」無償支援援助の審査会議

外務省「リサイクル輸送」無償支援援助の審査会議

2010年2月10日

 

昨年12月上旬に申請書を提出した外務省の「リサイクル輸送」無償支援援助の審査会議があり、外務省に赴きました。

 

外務省の国際協力局民間援助連携室が、管轄の日本NGO協力事業として無償支援援助事業があり、2010年に12台を寄贈する資金として申請していましたが、この度、申請手続の一環として、審査会議があります。

 

実際に私たちの事業活動が、諸事貫徹できるだけの運営能力があるのか、これまでの実績があるのか、事業としてのスケジュールや予算計画が建設的に構築されているのか、事業全般を通じて、中長期展望があるのかなど、様々な切り口から審査します。そして最大の関心事は、現地側でしっかり事業運営や支援体制が構築されているのかという点です。

 

この無償支援援助資金はODA予算での事業ですので、言うまでも無く、皆様からの大事な税金から捻出されます。皆様からの税金を使いますので、「資金を提供します→事業失敗しました→託された税金は活用できませんでした。」という訳には行きません。

 

外務省としても、慎重に見極めないといけませんし、私たち自身もその資金を「確実」に活用して事業成果を出さないといけません。

 

この審査会議には理事長の蓮沼と理事の榎川の3名で出席し、充分な質疑応答と審議を行うことが出来ました。

 

昨今、事業仕訳の対象で公務員の方は所謂叩かれている対象とされがちですが、今回審議に出席された外務省の皆様の働きぶりはいたって真面目で、実直に仕事をしていて、もっと世間一般に評価してもらいたいと率直に感じた審査会議でした。