児童図書に精通した翻訳家との情報交換会

児童図書に精通した翻訳家との情報交換会

2010年1月24日

 

今日は、「アフリカ子どもの本プロジェクト」を主宰している翻訳家のさくまゆみこさんと情報交換会を行いました。

 

今回お会いしたさくまゆみこさんは、海外の児童書を中心に日本語翻訳している第一人者ですが、本業の傍ら「アフリカ子どもの本プロジェクト」を2004年より活動されています。主にケニアの遠隔地コミュニティー(エンザロ村とシャンダ村)に英語やスワヒリ語の児童書を寄贈したり、図書館を設立して、現地スタッフによる運営の補助やアドバイス活動を行っています。

 

また、国内では、アフリカの実情を知ってもらうための、児童書の展示会やセミナー、アフリカンフェスタなどにも出展して、広報活動も展開しています。

 

「アフリカ子どもの本プロジェクト」のサイトはこちらからどうぞ。

 

私たちのメンバーは、全員が元ビジネスマンなので、図書についての専門的な知識、図書・教育分野でのネットワークは事業活動の発展の為にも、これから必要不可欠な部分です。

 

昨年より、事業が本格化してから、色々な方のネットワークを介して、私たちの活動に関心頂いている方が多いことに、驚きと嬉しさの両面があります。

 

今回の情報交換会実現は、さくまさんの知人が元ソニー社員の方で、その方は、私たちのメンバーとかつて一緒に仕事をしていたスタッフであった、というネットワークからでした。

 

さくまさんが主宰している「アフリカ子どもの本プロジェクト」。会員の多くが、児童書出版社関係者、図書館の司書、地方自治体の図書担当者、児童文学の専門家など、まさに「識字初等教育分野」のエキスパート揃いで、今回の情報交換で色々な事業活動コラボレーションアイディアが出ました。また、アフリカを対象に、識字初等教育の向上に向けて活動していますので、まさに最高な「同志」に出会った気持ちとなりました。

 

昨年は最初の実績を上げることに集中していましたが、今年も継続して移動図書館車を送付しますし、昨年以上の実績と事業効果を残したいです。その実現には、多くの方々の協力を必要としていますし、様々な方々と連携・協力することにより、事業がより発展できると確信しています。

 

私たちも今後「アフリカ子どもの本プロジェクト」とWin-WInの関係を築き、一緒に事業活動して、南アフリカの初等教育改善に向けて更に進展したいと、この情報交換会で強く感じた、とても有意義な情報交換会でした。

 

最後に、今後事業を継続する上で、多くの市民の方、企業や助成団体の皆様からの資金提供も必要です。皆様からのご支援が、これからの事業支援や事業連携やイベントのコラボレーション拡大に大きく寄与出来ます。

 

もし私たちの活動に関心のある方、寄付や入会等で事業活動支援をしたい方は、当サイトの「お問合せ」より、どうぞお気軽にご相談下さい。

 

(Web管理者)