「IFLAケープタウン国際大会」に出展しました
「IFLAケープタウン国際大会」に出展しました
SAPESIは、2015年8月15~21日に開催された「IFLA(国際図書館連盟)ケープタウン国際大会」に出展しました。
IFLA(The International Federation of Library Associations and Institutions)国際大会は、全世界から図書館・教育関係者が集い、課題の共有や研究発表を行う場です。今年の大会テーマは ’Dynamic Libraries: Access, Development and Transformation‘でした。地元南アフリカからの約1,300 名を含む、計112 か国から計3,100 名以上が参加しました。
会期中は、ケープタウン中心街に位置する国立図書館前に、実際にOverberg教育区で運行されている移動図書館車を展示しました。たくさんの方々に関心を持って見学していただきました。分科会が行われる大会会場内にはSAPESIのバナーを掲げ、日頃の活動を紹介しました。
展示中の移動図書館車の前を通りがかった地元のテレビ局のプロデューサーが、図書館車活動に感激し、取材に応じました。この様子は、10月中旬に南アフリカにて放映予定です。
8月20 日には、日本から参加した16名を西ケープ州Overberg教育区にお連れし、移動図書館車と一緒に、学校訪問をしました。
まずOverberg教育区事務所を訪問し、所長代行のJenny Bridgeman 氏から全般的な話をいただきました。その後、2校を廻り先生や生徒達と懇談し図書館車の運行実態や教育への効果などを理解して頂きました。必ずしも恵まれた環境にいるわけではない子どもたちに対する初等教育の重要性、本を手にして喜んでいる様子など実見され、日本からの図書館車の効用を確信して頂けたかと存じます。
Overberg教育区事務所よりウェルカムスピーチ
訪問先の The Glebe school校長より、移動図書館車の有効性について説明を受ける一行
★当日の様子は、今回の団長でJLA 国際交流事業委員会委員長、明治大学の三浦太郎先生による「図書館雑誌」10月号に掲載される記事を合わせてご覧ください。
ご参加いただきました皆さま、どうもありがとうございました。
今後とも、SAPESIの活動をご支援いただけますよう、宜しくお願い申し上げます。